ミュージカルSIXのクイーンたちによるクイーンズバンドの新曲というコンセプトで、突如投入された『My Girls』。 告知から公開までが早すぎて、本当にびっくりした。
作詞作曲は、SIX本編と同じトビー・マーロウとルーシー・モスです!!
これが、インスタで公開のティーザー動画!!!!!!
そして...
こちらが楽曲全体です!!!!!!!
ちなみに前半はインスタのリールにもなってる。
https://www.instagram.com/reel/DH-a4FroXhG/?igsh=eThsMGtlODN4cGI0
おそらく、イギリスの映画館でのSIX全幕ライブ映像公開に合わせて制作されたのかな。曲全体は、すでにサブスクで配信されているようです(少なくともApple Musicにはある)。
歌詞がめちゃくちゃポジティブでエンパワリングで、とても良いので、訳してみました💜 超シスターフッドソング。
ちょっと長くなってしまったけど、ぜひ最後の【追記】まで読んでください!
ちなみに、インスタで「SIXの新曲がある」という情報が解禁されたのがちょうど4月1日だったので、喜んだ瞬間エイプリルフールだと思って悲しんだファン、情緒を乱されるファンが続出。その後、「エイプリルフールじゃないよ〜!」という投稿にみんなびっくり。私もテンションを乱高下させられた。
ミュージカル本編で「あと5分だけ」と歌っていたSIXのまさかのカムバックなんて、ファンにとって胸熱すぎる事態。公式による二次創作の、最高の形では?
SIXの世界線だと、作家のパーとソングライターのブーリンがギャンギャン言いながら(言ってるのは主にブーリン)一緒に曲を書いて、他のクイーンたちがその横で練習したり、歌詞のアイデアをやんややんや出したりしてるのかなあとか妄想しています。アラゴンは発声練習に余念がなく、シーモアはめっちゃ頑張って振付を覚えてて、ハワードは歌詞にダメ出してて、クレーヴスはきっとミーティングという名のパーティーの準備してますね。
今回は、訳詞ではなく、和訳です!日本語として自然に聞こえるように、あと違う歌詞で訳語が被らないように、ところどころ意訳してます。
タイトルにもなっている “my girls” ですが、直訳だと「私の女の子たち」。日本語だと若干不自然かもしれないけど、意味的には「私たち」「女友達みんな」「私の大事な友達」「私の大事な女の子」みたいないろんなニュアンスをひっくるめて、”my girls!!!!!!” って感じだと思います🤘
👑👑👑👑👑👑
My Girls
作詞・作曲 Toby Marlow & Lucy Moss
All of my girls
All of my girls
All of my girls girls girls
私の大事な女の子たち、みんな!!!
Come through like you run this world
自分が世界のリーダーみたいな顔して歩いて
Come through with your slicked back curls
カールした髪をなびかせて、バチバチに決めて
Come through cos you got this, girl
だってあなたには何でもできる
Gotta believe we’re blessed, yes
私たちは祝福されてるんだよ、もちろん!
Come through like a strong female
強い女って感じで歩くの
Take a breath, inhale, exhale
呼吸して、息を吸って、吐いて
Got a new suit and a ponytail
新しいスーツとポニーテールで決めよう
Gotta believe we slay - ey!
信じて、私たちは最高にクールな存在!
Whenever your lose your way
もうどうしていいかわからない時
Whenever you’re not okay
大丈夫、なんて言えない時
Whenever you’re up and down
何もかも全然落ち着かない時
I’ll be the one to fix your crown
私があなたの王冠を直すよ
And when I lose the light
私がもし光を失ったとしても
I know that I will be alright
私はきっと大丈夫
Cos I got
Me & my girls, together we’re unstoppable
だって、みんながいるから
うちらのこと誰にも止められない
Me & my girls, when I got you I’m powerful
みんながいるから、力が湧いてくる
Me & my girls, don’t need nobody else
あなたたちの他には誰もいらないよ
at a-a-all of my girls, all of my girls,
私の大事な女の子たち
“Don’t need nobody but my girls”
「他には誰もいらないよ」
Me & my girls, what would I do without my crew
仲間がいないと始まらない
Me & my girls, lift me up and I lift them too
みんなに助けられてる、私も助けるよ
Me & my girls, don’t need nobody else
あなたたちの他には誰もいらないよ
at a-a-all of my girls, all of my girls, all of my girls, girls, girls
私の大事な女の子たち、みんな、みんな、最高!
Come through when I say your name, like you’re taking aim
私が名前を呼んだら、すぐに来て
Me and my girls are here
みんなここにいるよ
I’m there for you come what may, ya know it’s Nat a lie
私もあなたのところに行く、何があっても、本当だよ
I love you,
愛してる
We’re one in a million all, ey!
No joke, no-J-(j-k)
私たちは唯一無二、イェーイ!
冗談抜きでよ
My girls are my saving grace, we’re making it rain
私はあなたたちに救われてる、お互いがそうあり続けよう
So grab your Mcintosh! EYYYY
マッキントッシュで乾杯!イェーーーーイ!(※)
<太字部分の繰り返し>
You make me powerful
あなたがいれば何でもできる気がする
Yeah we’ve through it all
私たち、一緒に全部乗り越えてきたよね
I know I can always call
何かあったら飛んできてくれるのは
All of my, all of my, all of my, all of my, all of my, all of my
Girls!
私の大事な女の子たち、みんな、みんな、みんな!
Me & my girls, together we’re unstoppable
うちらのこと誰にも止められない
Me & my girls, when I got you I’m powerful
みんながいるから、力が湧いてくる
Cos you make me powerful
だって、みんなといれば何でもできる気がする
All of my girls, all of my girls
みんな、みんな
DON’T NEED NOBODY BUT MY GIRLS
他には誰もいらないよ!
Me & my girls, together we’re unstoppable
うちらのこと誰にも止められない
Me & my girls, lift me up and I lift them too
みんなに助けられてる、私も助けるよ
Me & my girls, don’t need nobody else
あなたたちの他には誰もいらないよ
at a-a-all of my girls, all of my girls, all of my girls, girls, girls
私の大事な女の子たち、みんな、みんな、最高!
👑👑👑👑👑👑
※部分
おそらく、マッキントッシュはお酒かな?と… 「パーティ・ウィスキー」として紹介されてるのを見つけた。でもお酒は綴りが MaQintosh で、AppleMusic の歌詞で出てくるのと綴りが違うのでちょっとここはわからない!多分お酒な気がするけど…
→【追記】でこの疑問が解決!
私が大好きなのは、
Whenever your lose your way(もうどうしていいかわからない時)
Whenever you’re not okay(大丈夫、なんて言えない時)
Whenever you’re up and down(何もかも全然落ち着かない時)
I’ll be the one to fix your crown(私があなたの冠を直すよ)
のパートです。
“Fix your crown” のニュアンスは一言では訳しづらいんですが、色々あって落ち込んで、冠が傾いたりずれたり落っこちたりしても、私が元に戻してあげるよ、っていう感じだと思う。
Crown(クイーンの王冠)を取り合うんじゃなくて、お互いの王冠を守るのが、SIX本編を経たクイーンたちらしくて泣ける…。 ”Yeah we’ve through it all” (私たち、一緒に全部乗り越えてきたよね)にも泣く…。
あと、上にも書いた “So grab your McIntosh! EYYYY” のところも、突然パリピ出してきて好き。絶対クレーヴスだよね?
【追記】
わ か っ た。
Mcintosh がなんでお酒の名前の表記じゃないのかと思ったら、これ歌ってる Alexia McIntosh (West End のオリジナルのクレーヴス役)の名前とかけてるんですよ!!!!!!!!
興奮して太字にしてしまった。
で、あれ grace っていうのも歌詞に出てきたよなと思ってもう一度その辺りの歌詞を聞くと、この曲を歌ってる6人の役者の名前が、入ってる...!!!名前そのものではなく、愛称で入ってる人もいるので、私は歌詞をパッと見てもわからなかった。
でもよく聞くと、名前のところを多分その役者が被せて歌ってるので、ぜひ英語の歌詞と照らし合わせて聞いてみてください!そして、マッキントッシュで乾杯してるのはやっぱりクレーヴスで確定ですね。なんか自分が聴きながら思ったことの伏線が回収された感じで、すごい。トビーとルーシー、やってくれてますね...!